はじめに
子どもが大好きな「ひこうき」。お絵描きの時間に「ひこうきかいて~!」とお願いされた経験がある方も多いのではないでしょうか?
でも、飛行機って意外と形が複雑で、いざ描こうとすると「あれ?どこから描けばいいんだっけ?」と迷ってしまいますよね。実は私も迷いました…。
この記事では、絵が苦手な方でも安心して描けるように、シンプルで可愛い飛行機の描き方を、ステップごとに分かりやすく丁寧にご紹介します。親子で一緒に楽しめる内容になっているので、ぜひチャレンジしてみてください!^^
「まっすぐな線を引くのが苦手」「形がゆがんでも大丈夫?」という不安があっても大丈夫です!ちょっとしたコツとポイントで、誰でも飛行機らしさをぐっと含んだイラストが完成しますよ^^楽しんで描いていきましょう!
準備するもの
- 紙や画用紙
- 鉛筆
- 消しゴム
- 色鉛筆やクレヨン(色を塗りたい方)
子供が喜ぶ、かんたん飛行機の描き方


横に線を描く
まずは横に一本線を引きましょう。
まっすぐじゃなくて大丈夫!私も曲がってます^^

飛行機の頭と下側を描く
最初に引いた横線の左端から、飛行機の頭(前の部分)を描いていきます。この時、頭の部分の上側に丸みを帯びさせると、より飛行機らしさがでます。そのまま続けて飛行機の下側の線を引きます。先ほどの頭のカーブから右に横線を引いていきます。これは飛行機の胴体部分になります。
「きれいな曲線が描けない…」と思っても大丈夫!少しゆがんでも、手描きならではの味になりますし、ちゃんと飛行機らしく仕上がるので心配しないでくださいね^^
この時点で、飛行機の形が少しずつ見えてきましたね♪

後ろの羽(尾翼)を描く
尾翼は飛行機の「しっぽ部分」で、バランスを取るのに大切なパーツです。大切ではありますが、簡略化して簡単に描いていきましょう^^
矢印の手順で上と下をつなげるように尾翼を描きます。飛行機の写真を見ると尾翼は3枚ありますが、難易度がかなり上がるため、上の1枚だけでOKです!
実際の飛行機には3枚の尾翼があり、左右の尾翼を描くとより飛行機のリアルな感じはアップさせることが出来ますが、1枚だけでも全然それらしく仕上がるので、ここは簡単に進めていきましょう!
これで飛行機の胴体がしっかり描けましたね。次は一気に飛行機らしさが出る「主翼(羽)」へ進みましょう!

手前の羽を描く
次は、飛行機の大きな特徴である「手前の羽(主翼)」を描いていきます。このパーツを加えることで、一気に飛行機らしさが出てきますよ!
先ほど描いた胴体の真ん中あたりから、羽を描いていきます。ここでのポイントは、羽の縦の線を「右ななめ下」に向かって描くことです。ななめの角度をつけることで、飛行機を横から見たときの立体感やバランスが取りやすくなります。まっすぐに下ろすよりも、少し傾けるだけで「飛んでいる雰囲気」が出るのでおすすめです^^
羽の横の線を描くときのコツは、飛行機の胴体に引いた線と「並行」になるように意識をすることです。そうすることで、違和感がなく自然な仕上がりになります。

奥の羽を描く
次に、飛行機の奥にある羽を描いていきます。この羽は少しだけ見える部分ですが、描き加えることで一気に立体感がアップしますよ!
ポイントは、縦の線を「右ななめ上」に向かって引くことです。こうすることで、手前の羽との角度の違いが出て、飛行機に自然な奥行きが生まれます。まるで空を飛んでいるような雰囲気がぐっと強まります。
線の長さは手前の羽より短めにすると、よりリアルに見えると思います。ちょっとしたポイントで仕上がりが変わるので、楽しみながら描いてみてくださいね^^

フロントガラスを描く
続いて、飛行機の顔ともいえる「フロントガラス」を描きましょう。ここでは横長の長方形をイメージして、機体の前方に描き加えます。
ガラスの位置は、飛行機の頭の少し上あたりです。形は綺麗な長方形にこだわらなくても大丈夫です!少しゆがんだり、角が丸くなっていても、手描きならではの温かさがあって可愛く見えますよ^^

窓をいくつか描く
次に、飛行機の胴体に窓を描いていきましょう。
窓の数は特に決まりはありません。飛行機の胴体の長さに合わせて、バランスを見ながら自由に調整してみてください。たくさん並べてもいいですし、少なめにしてもシンプルで素敵です^^
描くときのポイントは、窓の形を「正方形」にすることです。小さな四角をいくつか並べると、それだけで「旅客機っぽさ」が一気にアップします。
もちろん、四角だけではなく、丸い窓にアレンジしてもOKです。機体のデザインによっては、丸窓のほうが可愛らしく仕上がることもあります。ぜひお好みで試してみてくださいね。

胴体と羽の重なった線を消す
最後に胴体と羽の重なった線を消してみましょう。
最終的に消すことで、胴体の形も自然に見えるようになります。

好きな色を塗って仕上げる
最後は、あなたのお好みで自由に色を塗ってみましょう♪
飛行機の下半分だけを塗ってもいいですし、胴体にラインや模様を加えると、グッとオリジナリティが出ます。お好きな色を選んで、自分だけの飛行機に仕上げてみてくださいね!
青や赤の定番カラーもいいですが、ピンクや黄色、虹色なんかも楽しいですよ♪
クレヨンや色鉛筆で、ふんわり塗るのもおすすめです。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
飛行機のイラスト、楽しく描けましたでしょうか?まっすぐな線やバランスなど、ちょっと難しく感じた方も、ステップを追いながら描くことで、きっと素敵な一枚になったのではないでしょうか^^
「絵ごころブログ」では、絵を描くのがちょっぴり苦手な方や、小さなお子様を育てるママパパ、保育園や幼稚園の先生方など、日常でイラストを活用したい方に向けて、簡単で分かりやすい描き方をステップごとにご紹介しています。
「なんとなく苦手…」と思っていたお絵かきも、ちょっとしたコツでぐっと楽しくなるはず。
あなたの中に眠る「絵ごころ」に、少しでも届いていたらとても嬉しいです。
他にも、乗り物シリーズとして「働く車」の描き方や、動物のかわいいイラストも掲載中です。ブログ内のカテゴリから、ぜひお気に入りのイラストを見つけて、描いてみてくださいね^^

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